国見城 (くにみじょう) (白山三鴻之城)
所在地 鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北7329 2018.12.14
国見城 (くにみじょう) (白山三鴻之城)
所在地 鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北7329 2018.12.14
配置図
南西遠景
東側の堀
東側の土塁
城内公民館・説明板・小学校跡地の碑
説明板
国見城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 南大隅町根占川北の東西に細長いシラス台地にある。周囲は切り立った崖で囲まれ、要害だったことが窺える。
広大な城内はどのように区画されていたのか分からないが、東側のくびれた場所に空堀がある。
【案内】 国道269号線より東に行った城内(じょうね)公民館(表記番地)に説明板が建てられている[マップコード170 185 876*65]。横に旧城内小学校跡地の石碑がある。
公民館から東へ200mほど歩いた辺りに土塁と空堀がある。
【歴史】 元応三年(1321年)祢寝(ねじめ)氏7代清成により築城された。清成は富田城よりこの地に移り住んだが、しばらくして、富田城に戻り家臣・野間武蔵ほか3名を置いて守らせた。
文禄元年(1592年)17代祢寝重張は富田城が狭く、国見城を居城にしようと計画したが、島津氏により吉利郷に移封され、見締りとして十家部を置いた。