上平寺城 (じょうへいじじょう) (桐ヶ城・苅安城)
最寄地 滋賀県米原市上平寺194 2016.10.25
上平寺城 (じょうへいじじょう) (桐ヶ城・苅安城)
最寄地 滋賀県米原市上平寺194 2016.10.25
登城ルート
伊吹神社前登り口(左)
三の丸跡
二の丸土橋・堀切・説明板
説明板
二の丸・土塁
本丸碑・土塁
上平寺城 本丸跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高320m】
【感想】 途中から堀道となり迷う事は無いが、延々と登り、年齢のせいか結構きつかった。城跡は良く手入れされ、土塁、桝形虎口、本丸など見どころは多い。
【案内】 上平寺集会所(表記番地)前に駐車場がある[マップコード242 185 159*86]。そこより北に上平寺館を過ぎ、伊吹神社石段手前の左に登り口がある。
谷を大きく左へ曲がり、尾根の堀道をジグザグに登ると、堀切とそれに続く竪堀がある。三の丸は二段になり夫々土塁がよく残っている。
その上に二の丸の堀切があり土橋が、虎口がよく残っている。二の丸も二段になっている。
その北に、本丸があり一周に亘って土塁がよく残っている。本丸背後は急崖となり、細い土橋風の尾根が弥高寺、伊吹山5合目へ続いている。
平成十六年(2004年)2月27日、上平寺館、弥高寺と共に国の史跡に指定された。
【歴史】 京極髙清が山麓に京極氏館や城下町を整備した際、戦いに備えた「詰の城」として築いた。
その後、元亀元年(1570年)浅井長政が織田信長の近江侵攻を阻止するため、長比城と共に朝倉氏の援助を受けて改修した。