伊波城 (いはぐすく) (県の史跡)
最寄地 沖縄県うるま市石川伊波249‐1 2013.6.6
伊波城 (いはぐすく) (県の史跡)
最寄地 沖縄県うるま市石川伊波249‐1 2013.6.6
登城ルート(緑線は車道)
城跡碑・登り口
拝所
グスク平坦地
グスク・石垣
東側・うるま市方面
伊波城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道6号線より東に行った、石川市街地を北東に見下ろす標高87mの丘陵に位置している。
西側T字路に登り口階段がある[マップコード206 008 068*34]。登り口のすぐ西に、拝所がある「伊波」の表札の屋敷(表記番地)がある。付近に駐車スペースは少ない。
東西45m、南北52mの範囲に一重の野面積の石垣をめぐらせた単郭式の城で面積は3712㎡の比較的小規模のグスクである。
県の史跡に指定されている。
【発掘】 平成元年の発掘調査で、掘立柱建物の存在が確認され、中国産の陶磁器などが出土し、伊波按司の交易の広さと力を知ることが出来る。
遺物は十三世紀後半から十五世紀のものが多く出土したが、貝塚時代の土器も多数出土しており、この地域が古代からの重要な居住地であったことが窺える。