南山城 (みなみやまじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市辻1078 2019.9.21
南山城 (みなみやまじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市辻1078 2019.9.21
登城ルート(緑線は車道)
登り口・説明板
フエンス扉先の分岐を左へ
北東の段郭
主郭・説明板
背後の堀切
南山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 弥十郎岳より北へ伸びる標高369mの尾根先端部に築かれている。約22m×13mの楕円形の主郭があり、北に段郭が3段ほど見られる。
背後の堀切は深く、両側に竪堀となって続いている。
【案内】 国道372号線「辻」交差点の一つ西の信号交差点より南へ[マップコード155 862 003*77]、辻川に沿って東へ行き、橋を渡って大仙寺(表記番地)の坂道を登った大仙寺駐車場が利用できる。
戻って橋南より東に50mほど行くと登り口があり、説明板が建てられている(地図)。
登ってゆくと、広い下屋敷跡がありフエンス扉より堀道を登ってゆく。
100m程行くと、三叉路になり「本郭→」が立てられており、左へ登ってゆく。
尾根先端より段郭があり、西側に帯郭があり虎口を経て主郭に着く。礎石が散乱し、南側に土塁が残り、背後に堀切とそれに続く竪堀が残っている。
【歴史】 波々伯部(ほうかべ)氏の祖・為光の子、次郎左衛門尉光朝の次子光尚が、嵐四郎と称して応永年間(1394~1428年)に築城した。
波々伯部氏一族は、淀山城を中心に東山城、畑市城、垣屋城(西紀)に拠って当時の丹波守護山名氏、細川氏、更に波多野氏に属して勢力の保持に努めて活動した。