嵩山城 (たけやまじょう)
所在地 広島県安芸郡熊野町/海田町東海田 2022.6.2
嵩山城 (たけやまじょう)
所在地 広島県安芸郡熊野町/海田町東海田 2022.6.2
登城ルート(緑線は車道)
ゆるぎ観音下の駐車場
赤穂峠(城山まで1km)
峠より130m先の堀切
主郭・三角点・城山標柱
帯郭
北の堀切
嵩山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高250m】
【感想】 熊野町と海田町との境にある標高592.5mの城山に築かれている。
三角点のある頂上に主郭があり、東側に帯郭、堀切があり北側に幅広の堀切が残っている。
主郭南側に段郭を経て堀切があり、南に巨岩を巧みに利用した郭がある。
【案内】 「筆の里工房」(安芸郡熊野町中溝5丁目17−1)東の農免道より「ゆるぎ岩観音堂」への道があり、約900mで駐車場に着く[マップコード22 054 484*63]。
「ゆるぎ岩観音堂」へ登り、右手から歩きやすい道が赤穂峠に通じている(地図:約1km)。
赤穂峠より1kmで城山への山道が続いている。130mほど行くと、堀切があり、200m毎に看板が建てられ、迷うことはない。
【歴史】 『芸藩通史』に、城主は菅田豊後守の居城と伝えられ、天文の兵乱(1550年)頃に毛利元就によって落城し滅ぼされたという。掘の城の詰め城と考えられる。