上原館 (うえのはるやかた) (西山城) (国の史跡)
所在地 大分県大分市上野丘西10 2019.3.7
上原館 (うえのはるやかた) (西山城) (国の史跡)
所在地 大分県大分市上野丘西10 2019.3.7
説明板
土塁南東側
土塁上面
西山城大友屋形阯の石碑
天満社
上原館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 館の敷地は東西130m南北156mで民家が建っており、南側にあった高さ2m幅17m長さ90m程の土塁が残されている。
【案内】 大分市上野丘西10の東側にあり、南側の土塁の上に天満社が祀られ「西山城大友屋形阯」の石碑及び説明板が建てられている[マップコード46 208 357*80]。付近の道路は狭く駐車は難しい。
平成二十六年(2014年)10月6日、国の史跡に指定された。
【歴史】 足利尊氏再挙に尽くした功績により室町幕府開設後、豊後の他に肥前・豊前・日向の守護に任じられた大友氏泰は、現在の大分市市街地の南東側で、大分川の河口から上野丘陵にかけての地域に館を構え、この館を中心とする大友氏の城下町は府内と呼ばれた。
大友氏の中心的居館と推定されており天文十九年(1550年)に大友氏第20代の大友義鑑が、嫡男の大友義鎮(大友宗麟)を廃嫡しようとし、義鎮派の家臣に殺害された二階崩れの変もこの館で起きたとされてきた。