志岐城 (しきじょう)
最寄地 熊本県天草郡苓北町志岐1231 2015.5.7
志岐城 (しきじょう)
最寄地 熊本県天草郡苓北町志岐1231 2015.5.7
登城ルート(緑線は車道)
入口
出丸跡
二の丸の駐車場・本丸切岸
拝殿・城跡本丸標柱
本丸土塁
志岐城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 「天草広域連合中央消防署苓北分署」(表記番地)の東より南に二本の道があり、右側を行く。その道の途中の高台に出丸物見があり、「志岐八幡宮跡」の石碑、祠があり、煉瓦造のタンク遺構が残っている(地図)。さらに約300m登ると駐車場のある二の丸に着く[マップコード474 892 761*12]。
南に一段高く本丸跡がある。本丸跡には拝殿が建てられ、土塁上に「志岐麟泉神社」の祠がある。
本丸の周囲に帯曲輪があり一周できる。二の丸から天草灘や冨岡城を望める。
【歴史】 元久二年(1205年)菊池氏の一族藤原光弘が志岐六ヶ浦地頭に任じられてから志岐に在住して代々志岐氏を称し、天草の豪族として勢力を振っていた。
志岐重弘の子・豊前守鎮経(麟泉)は天正十七年(1589年)宇土城普請の命に服さず、小西・加藤の連合軍に攻められ落城し、島津氏を頼って出水に逃れた。