宮山城 (みややまじょう) (高屋城)
最寄地 岡山県真庭市開田177−1 2021.2.11
宮山城 (みややまじょう) (高屋城)
最寄地 岡山県真庭市開田177−1 2021.2.11
登城ルート
登り口・説明板
東側2条目の堀切
三の丸・摸擬櫓
本丸
二の丸
2郭南西の畝状竪堀
宮山城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高320m】
【感想】 真庭市を流れる旭川右岸の標高約451mの宮山に築かれている。
西側の最高所が二の丸で、東に本丸、段郭、三の丸と配置され、東尾根と西尾根に、夫々2条づつ堀切がよく残っている。
また二の丸南西斜面に畝状竪堀が見られ、帯郭が残っている。
高田城からの帰りに偶然国道横の標柱が目に入り登ってみた。低いと思っていたら行けども行けども到達できずやっと模擬櫓の三の丸に着いた。帰って調べたら比高は300mを越えていた。
【案内】 国道313号線に面した「おかやまコープ 真庭センター」(表記番地)南側に登山口の看板が建てられ、国道横に駐車スペースがある[マップコード235 735 592*62](地図)。
谷筋の遊歩道を南西に登ると5合目の南東尾根に出「宮山」の標識がある(おおよそこの辺り)。
そこから北西に登って行くと、平坦地があり建物が建てられ、堀切を2条過ぎて、3郭がある。3郭には模擬櫓が建てられ、三角点がある。
西に段郭が6段ほどありその上に切岸の目立つ広い郭、本丸があり、西側に二の丸がある。
西に堀切が2条あり南西斜面に畝状竪堀が残っている。また南側に帯郭や横堀も見られる。
【歴史】 高田三浦氏の家臣・市又次郎により築城されたと云われる。
永禄九年(1566年)高田城が宇喜多氏の影響下に入ると、家臣小瀬修理、市三郎兵衛が毛利氏に対し守将を務めた。
天正十二年(1584年)三月三日、毛利勢4万余に攻められ落城した。