上宿城 (かみじゅくじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市上宿401−1 2020.5.4
上宿城 (かみじゅくじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市上宿401−1 2020.5.4
登城ルート
西安寺(無住) 本堂・フエンス手前より登る
西郭
北郭
鞍部郭
南郭(主郭)・土塁
上宿城 南郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 丹波篠山市上宿の標高312m地点に南郭があり、北郭、西郭の3主要郭から構成されている。
際だった遺構は見られないが、浅い堀切や虎口状地形、土塁などが残っている。
【案内】 国道372号線「デカンショ街道」より南に行った表記番地西側の尾根先端のフエンス付近に駐車できる[マップコード155 829 290*47](地図)。
そこにもフエンス扉があるが、東に行ったフエンスに囲まれた西安寺(無住寺)本堂右手より取り付き(地図)、少し右に行くと竹林の谷筋が見える。
そこを登って尾根に出、東(左)へ行くと、2段の平坦地があり、尾根最高所に西郭がある。堀切を越えて東に登ると北郭に着く(地図)。
北郭から南へ下ってゆくと切岸の目立つ南郭があり、南側に土塁が残っている。そこを下って尾根伝いに畑市城へ行く事が出来る。
【歴史】 畑市城の尾根続きにあり、波々伯部(ほほかべ)氏の一族の城であったと思われる。
波々伯部氏の衰退後は、天正七年(1579年)明智光秀の八上城攻めの際に利用されたと考える。