掛幕城 (かけまくじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市原4686 2018.5.4
掛幕城 (かけまくじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市原4686 2018.5.4
登城ルート(緑線は車道)
鉄塔管理道入口・標識
180鉄塔手前の道標
主郭の掛幕城趾の碑
北側の空堀
説明板
掛幕城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 菊地十八外城の1つで、柏川(鉾ノ甲川)に突き出た台地の基部を空堀で区画した崖端城である。篠竹に覆われ全体は見られないが、城跡碑の周辺だけが刈られており確認できる。北側に空堀残っている。
【案内】 県道205号線との交差点より国道387号線を北に650m行くと、「龍神宮→」の標識がありそこを右折、本柏集落に登っていく道がある[マップコード618 362 616*81]。約600m行ったカーブの先が広くなり駐車出来、カーブミラー横に鉄塔管理道がある[マップコード618 363 120*81](地図)。
南へ80m登り尾根に出て、篠竹の間を東に150mほど登り、鉄塔直前を左に入るとすぐに標識の建つ城跡がある。
10m四方ほど篠竹が刈られた真ん中に「掛幕城趾」の石碑が建てられている。北側に長さ120mに及ぶ空堀が残り、背後の台地に説明板が建てられている。
【歴史】 『菊池風土記』によれば、代々柏氏の居城と記されており、この城主一族の姓が現在の地名になったものと思われる。
菊地から日田や阿蘇方面に通じる往還の要所であり、阿蘇方面に対する市成城の予備、日田方面に対しては前線の役割を果たしていたと考えられている。