長尾城 (ながおじょう)
所在地 福岡県朝倉市杷木穂坂 2020.9.23
長尾城 (ながおじょう)
所在地 福岡県朝倉市杷木穂坂 2020.9.23
登城ルート
舗装道終点より登る
主郭北側
北東側の畝状竪堀
堀切手前の畝状竪堀
北東の3重堀切(1.2条目)
長尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 筑後川右岸の標高129.8mの尾根に築かれている
南北に細長い主郭があり、東側斜面は50条ほどの畝状竪堀で埋め尽くされ圧巻である。北側に3重堀切がよく残っている。
【案内】 国道386号線に面し、「杷木神籠石」の見学者駐車場が利用できる[マップコード166 684 272*75]。
杷木神籠石の第1水門横を通って、舗装道を進むと、第2水門との分岐があり、直進して舗装道終点に行く。
そこより谷筋を登ると、城跡南側に着く。
【歴史】 戦国時代、秋月種実が豊後大友氏への備えとして築き、秋月二十四城の一つで木村甲斐守を城主として置いた。
天正八年(1580年)城主が端午の賀礼で、古処山城へ出向いている隙を付いて、大友勢が攻めてきたが、木村甲斐守の夫人が城兵を指揮して戦い、遂に撃退したと云われる。