山上城 (やまかみじょう)
所在地 滋賀県東近江市山上町1983 2019.7.6
山上城 (やまかみじょう)
所在地 滋賀県東近江市山上町1983 2019.7.6
安養寺・城趾碑
安養寺
安養寺東側堀跡
駐車場
駐車場東側堀跡
山上城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 愛知川左岸の台地に築かれた崖端城となっている。安養寺や永源寺役場跡(現消防倉庫・駐車場)が城跡で、空堀跡が見られる。
【案内】 国道421号線に面した安養寺(表記番地)山門前に城址碑が建てられている[マップコード453 891 072*75]。
東の駐車場(永源寺役場跡)も城跡とされ、消防倉庫などがあり、安養寺との間に空堀があり、東側の道路となっている堀跡が見られる。
【歴史】 小倉氏は清和源氏の流れを汲む小倉景実が、愛知郡小椋庄に承暦年間(1077~81年)、小倉城を築いたと伝えられている。
以来、小倉氏は小倉城を拠点として、愛知・神崎・蒲生三郡の東部に勢力を伸ばしていった。
後に、小倉宗家は南の佐久良城、小倉西家は東にある山上城を本拠とし、分家である小倉東家が小倉城を居城とした。
永禄年間(1558~70年)に至って、小倉氏一族の間に内乱が起こり、小倉良秀が敗れ城は焼亡し、同族は各地に散逸した。