板井城 (いたいじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市上板井314 2022.3.13
板井城 (いたいじょう)
最寄地 兵庫県丹波篠山市上板井314 2022.3.13
登城ルート
登り口
3郭・土塁
2郭
主郭・神社跡
北側堀切
板井城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 上板井集落の北西にある低丘陵に築かれている。
北端に主郭があり、神社が解体されていた。その北に堀切がある。
南に一段下がって2郭、更に下がって3郭がある。2郭は薮状態で、3郭は鬱蒼としているが3郭南に高土塁が残っている。
【案内】 県道289号線より東に行き、表記番地南の防火水槽前に駐車した[マップコード165 051 721*72]。
北に100mほど歩き畦道の左から旧参道が付いている(地図)。
【歴史】 山名氏清の家臣で丹波守護代であった小林左近将監の居城とされている。
明徳二年(1391年)の「明徳の乱」で山名氏清が敗れると、丹波守護に細川頼元、守護代に小笠原備後守成明が任じられた。
応永十六年(1409年)足利義満に山名時清は当地に復帰を許され、以後60年にわたって山名氏が支配した。
戦国時代、山名小太郎が城主であったが、天正六年(1578年)明智光秀の丹波攻めにより落城した。