二ツ山城 (ふたつやまじょう)
最寄地 広島県三次市和知町1683 2022.6.3
二ツ山城 (ふたつやまじょう)
最寄地 広島県三次市和知町1683 2022.6.3
登城ルート(緑線は車道)
ガードレール右から左方へ行きフエンスを跨げるところを探す
南峰主郭西側切岸・帯郭
北峰南峰間の堀切
北峰主郭
北峰北東の堀切
二ツ山城北峰(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 三次市和知町の標高382mの北峰と南峰に築かれている。
北峰には広い平坦地があり、南側に帯郭と段郭があり、北側に細長い郭と堀切が残っている。
また南峰には東西に細長い郭があり、西側に帯郭、東側に4段の郭と浅いが2重堀切が残っている。
【案内】 国道183号線より中国自動車道トンネルを潜って表記番地民家東より直進し[マップコード267 516 611*28]、「尾越配水池」に向かう右側に駐車スペースがある。
「尾越配水池」(地図)手前のガードレールが無くなる右側より入り、獣除けフエンスがやや低くなった左側より跨いで尾根に取りつく。
尾根に張られた有刺鉄線の右側を登ると、北峰へ行く山道があり、そこより南峰(地図)へ登る。
東側の2条の堀切の先に4段の郭と主郭があり帯郭が残っている。
戻って北峰への山道を進むと、なだらかな谷に堀切がある。そこからは鬱蒼として道は消え、GPSを頼りに北へ登ると段郭があり、帯郭を備えた主郭に着く。
主郭北に細長い郭があり、北端に堀切が見られる。
【歴史】 源平合戦などの恩賞として鎌倉幕府から地頭を任じられ、相模国から下向した広沢実高(後に和智氏と名乗る)が最初に築いた城とみられている。
和智氏は、三次市吉舎町の平松城、更に南天山城へ移った。『ウィキペディア』より。