室山城 (むろやまじょう) (室津城)
所在地 兵庫県たつの市御津町室津658 2021.2.10
室山城 (むろやまじょう) (室津城)
所在地 兵庫県たつの市御津町室津658 2021.2.10
登城ルート(緑線は車道)
室津二の丸公園
室津二の丸公園
南西台地の石列
城跡碑
本丸・土塁
室山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 播磨灘に突き出た標高約50mの半島頂上に本丸が築かれている。
民家が建ち遠目に見ただけだが、枯れた草叢の中に土塁がありそうだった。
北側に二の丸があり遊具を設置した公園となっており、眺望が良く、南に台地があり当時のものか分からないが石列が見られた。
【案内】 国道250号線より室津港に向かう道の一つ東の道を南下し登って行くと「室津二の丸公園」があり、駐車場が利用できる[マップコード114 046 549*17]。二の丸公園は遊具などが設けられ南西に台地があり石列が見られる(地図)。
南西に歩くと本丸への入口がありカーブの所に「遠見番所跡・室山城跡」の碑が建てられている(地図)。その東が本丸跡で土塁状の高まりが散見される(表記番地一帯)。
【歴史】 白旗城主・赤松円心が室山城を築き、長男範資を置いて守らせたという。
戦国時代には備前三石城主・浦上氏の重臣浦上則宗が室山城主となった。
永禄九年(1566年)浦上政宗は姫路城主黒田職隆と同盟を結ぶため、室山城で職隆の娘と政宗の次男清宗との婚姻の日に、龍野城主・赤松政秀によって急襲され政宗・清宗父子は討死し、室山城は炎上して廃城となった。