沢田城 (さわだじょう)
所在地 兵庫県丹波篠山市沢田334 2019.10.22
沢田城 (さわだじょう)
所在地 兵庫県丹波篠山市沢田334 2019.10.22
登城ルート(緑線は車道)
小林寺鐘楼
西側の出羽丸
主郭・横堀
本丸の城址碑・説明板
馬場・堀切
沢田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 八上城の北西約3kmに位置し、小林寺の背後をコの字に囲むように郭が配置されている。
本丸の南に横堀があり、南東に堀切が見られる。馬場及び城址碑周辺は草が刈られていたが、その他は草木が茂りはっきりしない。
【案内】 小林寺(表記番地)の背後の滝山にあり、小林寺駐車場が利用できる[マップコード155 882 106*06]。駐車場隅に城址碑が建てられており、鐘楼の門より入り、本堂左の高台の墓地が出羽丸である。
寺の背後に本丸があり、城址碑、説明板が建てられている。北東下段に2の丸(藪化している)、南東に馬場があり堀切が見られる。
本丸下段に「玄奘三蔵法師聖骨塔」が祀られている。
【歴史】 天文年間の1540年頃、八上城主波多野秀治の命により、家臣・小林近江守長任が築城した。
小林氏は澤田一帯に1100石余を領し、長治・時道・重範と続き、2代長治により小林寺が創建された。
天正七年(1579年)明智光秀の丹波侵攻に際し、4代小林平左衛門重範は柏原八幡山で戦死し、澤田城は落城した。