神浦城 (こうのうらじょう)
最寄地 長崎県長崎市神浦江川町1310 2019.12.12
神浦城 (こうのうらじょう)
最寄地 長崎県長崎市神浦江川町1310 2019.12.12
登城ルート(緑線は車道)
神浦城公園入口
郭跡・掘立建物柱跡
城跡碑・空堀跡
中段の郭
神浦城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高40m】
【感想】 神浦川右岸の標高43mの丘陵先端に築かれている。南西側に伸びた丘陵に階段状に3つの郭があり、中段に掘立建物の柱跡が平面復元されている。基部に空堀が確認されているが、埋められたのか何も分からなかった。
公園からは、神浦の町並や港が見え遠く池島炭鉱で有名な池島が望める。
【案内】 国道202号線より寺通りに入り、登って行った久本寺(表記番地)東側に「神浦城公園」として整備され、駐車場が用意されている[マップコード262 457 336*70]。
【歴史】 『新撰士系録』、『郷村記』によると、永和年間(1375~79年)大串小次郎俊長が、神浦の在地領主となり、後に神浦城を築き、神浦氏を称したと云われている。
戦国時代、神浦正俊が大村純忠に背いて塚崎城主後藤貴明に従い、永禄九年(1566年)江串浦で討死した。このため、大村純忠は福田左京亮に命じて神浦城を破却させたと云われている。