高森城 (たかもりじょう) (市の史跡)
所在地 山口県岩国市美和町北中山/生見 2022.11.10
高森城 (たかもりじょう) (市の史跡)
所在地 山口県岩国市美和町北中山/生見 2022.11.10
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・説明板
北側の段郭
主郭・虎口
南2段
南3段西の石垣
畝状竪堀
高森城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高70m(駐車場より)】
【感想】 岩国市美和町の標高412mの山頂に築かれている。主郭は南北に細長く、北東に石垣があり阿弥陀堂が建てられている。
主郭の北に4段、南に3段の平坦地が残っており、特に南3段目の西に石垣が良く残っている。また南側に畝状竪堀が見られる。
【案内】 「牛ヶ多和集会所」に説明板が建てられている[マップコード354 355 184*53](地図)。三叉路を右に約500m行った「牛ヶ多和東」バス停前に城跡への車道入口がある[マップコード354 355 522*00]。
民家前を右に約700m行くと駐車場が用意されている(地図)。そこに説明板が建てられ、ジグザグに登城路が付いている。
城跡は岩国市の史跡に指定されている。
【歴史】 宝徳元年(1449年)頃、大内氏の家臣・岐志四郎左衛門通明により築城され、大内氏の安芸への戦略上の拠点とした。
天文二十年(1551年)大内氏の滅亡後、天文二十四年(1555年)厳島の戦いで陶晴賢を破った毛利元就は、高森城に武将・坂新五左衛門を入れ山代地区の平定に当たった。