森遠城 (もりとおじょう)
所在地 徳島県美馬市木屋平森遠363 2017.9.22
森遠城 (もりとおじょう)
所在地 徳島県美馬市木屋平森遠363 2017.9.22
登城ルート(緑線は車道)
集落入口・道標
帯郭
石段・鳥居
石垣
正八幡神社
北東側2重空堀
森遠城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 森遠集落の標高503mの尾根先端にあり、城跡には正八幡神社が祀られている。
南側に帯郭や石垣があり、境内の北東下段に2重空堀があり、北西下段に空堀、井戸が残っている。
【案内】 国道438号線を剣山方面へ向かう。森遠集落に登る道は2ヶ所あり、西側の入口に道標がある(地図)。
そこより約1.5km登ってゆくと、正八幡神社(表記番地)があり、その先が少し広く路駐できる[マップコード497 592 487*31]。
【歴史】 平安時代末期、平知経は屋島の戦いの後、平國盛らと共に四国に落ちていった落人の一人で、森遠城を築き、木屋平(小屋平)氏の始祖となった。
南北朝時代(1333~92年)、阿波の山岳武士たちは北朝の守護細川氏に従わず、南朝に忠節を尽くして北朝方と戦った。
木屋平村において、森遠城の小屋平氏は、南朝のために40年余にわたって活躍した。