岡崎城 (おかざきじょう)
最寄地 愛媛県新居浜市郷4-3-26 2017.12.14
岡崎城 (おかざきじょう)
最寄地 愛媛県新居浜市郷4-3-26 2017.12.14
登城ルート
鉾前神社参道
鉾前神社
中段の2郭
上段の主郭
岡崎城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 国領川右岸の標高84.1mの山頂に築かれ東端の主郭より北西に2郭、3郭と階段状に並んでいる。3郭の西端に石鎚大神が祀られている。
遺構は3つの郭と東側の堀切が見られる程度であった。主郭からは国領川が眼下に望める。
【案内】 県道133号線より鉾前神社へ向かう[マップコード172 726 414*75](地図)。周辺の道路は狭く鳥居前に駐車した。
予讃線を越えて、登ると鉾前神社があり、拝殿右手より登ると下段の郭に石鎚大神が祀られている。細長い郭の上に郭が2つあり、最上段の主郭は2段になり三角点が設置されている。その東に下ると、堀切が残っている。
南側は土取りの為削り取られていて崖となっている。
【歴史】 天文年間(1532~55年)、高峠城主河野氏に属した藤田孫次郎により築城されたと伝わる。
天正十三年(1585年)秀吉の四国征伐の際、小早川隆景軍が侵攻した。藤田芳雄・俊忠父子は金子山城主金子元宅らと共に、高尾城に立て籠った。
野々市の戦いで藤田芳雄は討死し、俊忠は逃げ延び帰農したと伝わる。岡崎城も落城し廃城となった。