宝山城 (たからやまじょう)
所在地 福岡県行橋市宝山494 2019.5.3
宝山城 (たからやまじょう)
所在地 福岡県行橋市宝山494 2019.5.3
登城ルート(緑線は車道)
王埜八幡神社
王埜八幡神社
南西側土塁
北側土塁
宝山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高8m】
【感想】 行橋市宝山の比高8m程の台地に築かれている。階段を登ると正面に王埜(おおの)八幡神社があり、北側と南西側に土塁が残っている。
さらに北に浅い空堀跡があり、その先に竹林となった広い郭がある。草刈り作業の最中であったが、よく手入れされているようだった。
【案内】 県道251号線より西に行き、養徳寺(表記番地)左に、王埜八幡神社鳥居があり、その前に路駐した[マップコード96 744 326*83]。
【歴史】 築城時期は定かではないが、貞和年間(1345~50年)頃宝山伊豆守により馬ヶ岳城の出城として築かれたと云われる。
戦国時代、安東重秀が城主となった。永禄年間(1558~70年)重秀の子・安東長好が城主となった。
天正七年(1579年)宝山城主・安東長好(市次郎)は馬ヶ岳城主・長野助盛と共に蓑島城の杉重吉を攻め滅ぼした。