常城 (つねじょう/つねき)
最寄地 広島県府中市本山町1201 2017.5.13
常城 (つねじょう/つねき)
最寄地 広島県府中市本山町1201 2017.5.13
常城の説明文
大池
青目寺跡登り口
青目寺跡
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 亀ヶ岳・七ツ池付近が推定地とされ、明確な遺構は無い。青目寺(しょうもくじ)跡は、現在地に移る前の跡地とされる。
【案内】 県道399号線より分かれた林道を約1.7㎞登ってゆくと青目寺(しょうもくじ)がある。その前より西へ2㎞行くと幡立山城の南に着く。さらに約1.3km七ッ池と呼ばれる人造湖の西側を北に行った駐車場横に案内板があり、常城の説明が記されている[マップコード631 073 135*11](地図)。
その少し手前左側に青目寺跡があり、県の史跡になっている。
【歴史】 古代山城は、西日本各地に古代に造られた山城の中で、「日本書紀」「続日本紀」になんらかの記載がある諸城およびその系統の山城で12の城(高安城・屋嶋城・大野城・基肄城・金田城・鞠智城が判明、茨城・常城・長門城・三野城・稲積城・三尾城は未発見)がある。
常城が亀ヶ岳・七ツ池の付近にあるのではないかという推測は依然として成り立つが、明確な遺構は見つかっていない。調査は継続中で、推定に留まる。