加島城 (かしまじょう) (浅川城)
最寄地 徳島県海部郡海陽町浅川加島5−4 2020.12. 7
加島城 (かしまじょう) (浅川城)
最寄地 徳島県海部郡海陽町浅川加島5−4 2020.12. 7
登城ルート(緑線は車道)
津波避難路
城跡碑・説明板
説明板
ポール先から登る
頂上南1段目の郭
2段目の郭
3段目の郭
加島城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 海陽町の小半島先端にあり、標高約45mの頂上付近に築かれている。ポール奥の林となった平坦地も城跡の一部と思われる。
細尾根の左側は白波の立つ磯の断崖で、注意しながら登る。狭い頂上は自然地形であるが、その南に降ると3段の郭がよく残っていた。
【案内】 国道55号線より南に行った表記番地前に津波避難入口があり、そこに駐車できる[マップコード427 465 579*06]。
直接上の駐車場まで行けるが草が多い。駐車場横に城跡碑、説明板が建てられている。
南に行くと、林となった平坦地があり、ポール先から時計回りに細尾根を登って行くと頂上があり、その先に降ると3段の平坦地がある。
【歴史】 元亀年間(1570~73年)の頃築城され、土地の豪族浅川兵庫頭有辰が城主となった。
天正三年(1575年)、土佐の長宗我部元親の大軍に攻められ落城した。
天正十三年(1585年)秀吉の命によって、置塩城主赤松則房が1万石で移封された。
藩政時代には異国船を監視する遠見番所が置かれた。