向城 (むかいじょう) (奥城)
最寄地 香川県高松市木太町1500-7 2017.12.11
向城 (むかいじょう) (奥城)
最寄地 香川県高松市木太町1500-7 2017.12.11
説明板
東側遠景・城跡碑
小原神社南側
小原神社
向城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 詰田川の西の田圃の中に、細長い古墳状の高まりが残っている。城跡の範囲は、北の住宅地に伸びていたのか改変されていて、判然としない。
【案内】 県道272号線「木太東口」交差点より西に詰田川を渡ってすぐ左折して琴電長尾線を越えた先の道路が広く駐車できる[マップコード60 519 891*22]。
南に100m余進むと右手に、土塁状の細長い台地が見えてくる。台地には小原神社が祀られ、説明板が建てられている。
【歴史】 真鍋氏数代の居城で、明応九年(1500年)頃に築城された。
城主真鍋祐主(すけぬし)・祐重父子は香西氏に属し、兵300人を率いる武将で、家臣500人は普段は農業を営み、城には出仕せず、田圃に出ても武器食糧を畦に備え、直ちに出陣できるようにしていたと云われる。
城名は初め奥城と云われたが、対立する十河方の神内城と白山神社を挟んで向かい合っていたので向城と呼ばれるようになった。