黄金塚城 (こがねづかじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市四町文岩下 1283 2016.5.12
黄金塚城 (こがねづかじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市四町文岩下 1283 2016.5.12
登城ルート(緑線は車道)
公民館・案内図
本丸切岸・標識
本丸跡・城趾碑
東側2郭跡
黄金塚城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道201号線に面した「岩平公民館」(表記番地)の道路側に案内図が掲示してある[マップコード618 240 348*34] 。
そこより北に入り、約150m先を直進し50m行くと標識が立っている。駐車スペースは少ないので手前に駐車し、徒歩が良い。
標識より右に曲がってゆくと、左側に主郭があり、「黄金塚城趾」の石碑、説明板が建てられている。東西約40m南北約15mの規模である。東側に一段下がって、2郭があり、畑となっている。
【歴史】 『菊池風土記』によると、城主は惣谷、平山の両氏と記されている。
菊池川支流の河原川、また更にその支流の流れにより、この付近の丘陵は複雑に谷が入り組んだ天然の要害となっている。豊後、阿蘇方面に対しては市成城の後備として、又、大津方面には直接にらみを利かせるため黄金塚城が配されたものと思われる。
正面を向いて4基の石碑が並んでおり、「菊地北野人吉守」「菊地黄金塚大神」などと刻まれている。いずれも明治時代中頃に建てられたもので、城跡を祀ったものとされている。『菊池市教育委員会説明板』より。