大森城 (おおもりじょう)
最寄地 愛媛県宇和島市三間町宮野下1406 2021.3.8
大森城 (おおもりじょう)
最寄地 愛媛県宇和島市三間町宮野下1406 2021.3.8
登城ルート
登り口・説明板
堀切
西3郭
主郭・標識
東3郭
大森城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高150m】
【感想】 宇和島市三間町の遠目に目立つ標高316mの大森山に築かれている。
東西約80m南北約15mの細長い主郭には狼煙場があり、東に4段、西に5段の郭が階段状に配置され、西尾根と南尾根に堀切がよく残っている。
標識が各所に付けられ、主郭と東2郭の間から松峰城に行くことができる。
【案内】 宇和島市三間町宮野下の表記番地民家への入口がある[マップコード176 433 777*28]。
民家の右側を抜けると説明板が建てられ(地図)、果樹園を抜けた池の南側に登り口がある。駐車スペースは少なく、遠くに停めて歩く必要がある。
道ははっきりしており、ほぼ北東に一直線に登ると、堀切とそれに続く竪堀があり、その先に4つの郭が階段状に並んでいる。
麓からも見える斜面を登ると東西に細長い主郭があり、東に4つの郭が階段状に並んでいる。
【歴史】 土居氏が代々の居城とし、戦国時代末期には西園寺十五将の一人・土居清良が城主を務めた。
清良は西園寺氏の旗下で奮闘し、永禄三年(1560年)以降の大友氏および同氏と結んだ土佐一条氏の侵攻を当城で防いだという。
長宗我部氏の侵入にも耐え、天正十五年(1587年)に戸田勝隆が伊予国に移封されるまで清良は当城にいたという。