聖山城 (ひじりやまじょう)
最寄地 兵庫県宍粟市山崎町須賀沢70 2019.4.12
聖山城 (ひじりやまじょう)
最寄地 兵庫県宍粟市山崎町須賀沢70 2019.4.12
登城ルート
城跡碑・愛宕神社参道
腰郭・愛宕神社
主郭
帯郭
主郭から見た左篠ノ丸城・右長水城
聖山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 揖保川左岸の山崎町須賀沢出石(いだいし)の標高167mの山頂に築かれている。
東側に細長い主郭があり、北に帯郭、西に腰郭が残されている。頂上からは揖保川を挟んで、篠ノ丸城、長水城の山が望める。
【案内】 県道537号線より表記番地手前に消防団倉庫がありその向いに駐車できる[マップコード304 021 286*68](地図)。
篳篥(ひちりき)神社に城跡碑があり、そこより参道が頂上まで付いている。腰郭に愛宕神社が建てられ、頂上の主郭に説明板が建てられている。
北側に帯郭、東尾根に浅いが堀切が見られる。
【歴史】 明応二年(1493年)宇野氏の重臣下村氏により築城されたと伝わる。
江戸前期に成立した『宍粟郡守令交代記』によれば、天正八年(1580年)四月、羽柴秀吉は揖保川対岸の篠ノ丸城・長水城に籠城する宇野氏を攻めるため、背後の高取山を越えて先ずこの城を落し、本陣を置いたという。