三笠山城 (みかさやまじょう) (尼子十砦)
最寄地 島根県安来市広瀬町広瀬307 2022.10.15
三笠山城 (みかさやまじょう) (尼子十砦)
最寄地 島根県安来市広瀬町広瀬307 2022.10.15
登城ルート(緑線は車道)
道路新設中・入口
出郭西の2重堀切
主郭東側の段郭
主郭
主郭西の段
三笠山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高180m】
【感想】 月山富田城と飯梨川を挟んで西約2kmにある標高約229mの三笠山に築かれている。
主郭の西に平坦地があり、東に細長い曲輪がみられ、更に東に4段ほどの段が残っている。
出郭には西に2重堀切と東側に段郭が見られ、主郭よりむしろ出郭の方が見応えがあった。
【案内】 国道432号線より西に行った「広瀬運動公園体育館」(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード109 065 798*53]。
体育館西に新しい道路建設中であるが、右に曲がった墓地横より谷筋の道に入る(地図)。100m程行くと分岐があり右に登ると出郭北の堀切に出る。
右が出郭で2重堀切が見られる。堀切から西に尾根の踏み跡を辿ってゆくと主郭に着く。
【歴史】 尼子十砦の一つで、城主は西村治右衛門と伝えられる。
永禄八年(1565年)毛利元就が月山富田城を攻めた際、毛利方の軍勢が布陣したといわれる