高田城 (たかだじょう)
所在地 奈良県大和高田市旭北町2―1 2013.9.6
高田城 (たかだじょう)
所在地 奈良県大和高田市旭北町2―1 2013.9.6
公園
高田城跡碑・説明板
説明板
常光寺
當麻三河守為長の墓
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 大和高田市立片塩小学校(表記番地)と常光寺の間の敷地に城跡碑と由来説明板が建てられている(地図)。
城址碑背後の常光寺墓地には戦国将士の三界萬霊碑(天文二十四年)がある。他に、當麻(当麻)三河守為長の墓や伝八百屋お志ち之墓がある。
【歴史】 中世、平田荘々官・高田兵庫守為貞(當麻氏)により築かれた。のち大和武士として成長し、応仁・文明(1467~87年)から戦国時代にかけて最も強盛であった。
兵庫守為貞の後、兵庫守為秀、三河守為長と続いた。為長は文明5年(1473年)創建の常光寺の開基と云われる。その後為国、為業、為政と続いた。
天正八年(1580年)6代為成の時、織田信長の大和検地に従わず城地を没収され、続いて筒井順慶の侵攻に遭い、天正十一年(1583年)八月、高田氏一族は滅んだ。