高塚山城 (たかつかやまじょう)
所在地 広島県安芸高田市吉田町国司/上小原 2022.6.5
高塚山城 (たかつかやまじょう)
所在地 広島県安芸高田市吉田町国司/上小原 2022.6.5
登城ルート(緑線は車道)
舗装道横の階段・駐車スペース
主郭
東側の段差
南西側の段・竪堀
南西側の堀切
高塚山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m(基地局下より)】
【感想】 郡山城と江の川を挟んだ南方約1.9kmに位置する、標高約371mの高塚山に築かれている。
主郭は東西に長く、東側に2段の郭があり、南西側に竪堀と段が3か所連なり、南西端に堀切が残っている。
【案内】 江の川南の県道29号線より鋭角に入る舗装道がある[マップコード168 849 267*70]。そこからすれ違い困難な舗装道を約1km行くと、「吉田デジタルテレビ」中継局下の終点に着きそこで転回でき、少し戻った階段の前に駐車できる[マップコード168 850 619*56]。
階段を登って、ドコモ中継局横を登り、突き当りを右に行くと主郭に達する。
【歴史】 天文九年(1540年)九月四日、尼子軍の多治比着陣から始まった郡山合戦。同年十二月三日、毛利軍の救援として陶隆房率いる大内軍1万が山田中山に着陣。翌年一月に郡山西隣の天神山に陣替を行うが、この1ヶ月余りの陶勢の陣城と考えられる。『広報あきたかた2014年3月号』より。