越路城 (こえじじょう) (権現山城)
所在地 和歌山県新宮市新宮 2022.4.8
越路城 (こえじじょう) (権現山城)
所在地 和歌山県新宮市新宮 2022.4.8
登城ルート(緑線は車道)
旧道横の千穂ヶ峰登山口
説明板
4郭3郭間の堀切
2郭・石垣
2郭1郭間の堀切
1郭・東屋
越路城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m】
【感想】 千穂ヶ峯南の標高約155mの山頂に1の郭がの郭があり、南尾根の越路峠との間に3つの郭が配置されている。
2の郭が一番広く土塁も多く残っておりここが主郭とみられる。2条の堀切や石積みのある土塁、石垣がよく残っている。
【案内】 国道168号線「越路トンネル東」交差点より南の市道に入り、約800m登って行ったヘアピンカーブ先に駐車スペースがある[マップコード246 192 055*73](地図)。
その少し右に「千穂ヶ峯登山口」の標識があり「越路峠」の切通しへ山道が通じている。
切通しより 右に千穂ヶ峯方面へ登るとすぐ4の郭で、南側と北側に石積みが見られ説明板が建てられている。
フエンス扉のある堀切を経て、切岸の目立つ3郭がある。3郭北東側に土塁がありその先に主郭がある。2郭の右側に土塁があり石垣が残っている。
深い堀切を挟んで狭い1郭があり、東屋が建てられている。北尾根は岩場の急斜面で千穂ヶ峰に至る。
【歴史】 築城時期、築城者など不明だが、慶長十九年(1614年)北山一揆が起きたとき、一揆勢を防いだ山城と考えられる。