三草山城 (みくさやまじょう)
所在地 兵庫県加東市畑/山口/馬瀬 2021.2.9
三草山城 (みくさやまじょう)
所在地 兵庫県加東市畑/山口/馬瀬 2021.2.9
登城ルート(緑線は車道)
三草山神社鳥居
3段目の郭
虎口
頂上・由来碑
城址碑
三草山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高250m】
【感想】 加東市にある標高423.9mの三草山に築かれ、堀は少ないが南に3段の平坦地が見られる。
三草コース、鹿野コース、畑コースの三通りのハイキングコースがあるが、今回は畑コースを利用した。頂上は開け眺望が良く、ハイカーに人気のある山のようだ。
【案内】 レストラン「十八羅かん」(加東市畑640−2)の北に「口池」があり、堤防左側に参道がありその手前に駐車場が用意されている[マップコード133 380 626*26](地図)。
畑コース(遊歩道)ははっきりしており、階段も設けられ安心して登れる。延々と登ると南東のピークに案内板が建てられ、そこから山頂が平らな山容が望める。
さらに登って行くと、南から北に3段の平坦地があり、三草山頂上に着く。
頂上に神社が祀られ、城址碑や由来碑が建てられている。
【歴史】 寿永三年(1184年)二月、平家追討の源義経の率いる1万余騎は、三草山の西の山口に陣取った平家七千余騎の軍勢を襲撃し、平家方は屋島へ敗走した。
建武年間(1334~38年)頃には赤松出羽守則友が城主であったと伝えられる。
嘉吉元年(1441年)の騒乱の時、三草口に赤松方の宇野能登守国祐が配置され、また嘉吉の乱後にも、赤松満政、則尚が三草山城で山名方の軍勢と戦い敗れた。