佐井田城 (さいたじょう) (才田城・斎田城)
最寄地 岡山県真庭市下中津井679 2020.5.8
佐井田城 (さいたじょう) (才田城・斎田城)
最寄地 岡山県真庭市下中津井679 2020.5.8
登城ルート
橋・城址碑
城山稲荷の鳥居
2段になった出丸
二の壇・稲荷神社
一の壇
背後の2重堀切
佐井田城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高140m】
【感想】 真庭市下中津井の標高342mの山頂に築かれている。頂上が「2の壇」で稲荷神社が祀られており、一段低い西側の広い郭が「1の壇」で主郭になっている。
西側尾根に2重堀切があり、南斜面に井戸が残っている。
【案内】 国道313号線より西に入る道端に説明板が建てられている[マップコード235 360 791*46]。
そこより西に約600m行くと願成寺(表記番地)の霊園があり、そこに駐車できる[マップコード236 689 477*51]。
寺の前の道を歩いて行くと橋がありそこに城址碑が建てられており、少し行った右手に城山稲荷の鳥居がある(地図)。
そこから主郭の城山稲荷神社まで参道が通じている。中間点の尾根先に石垣の残る番所跡がある。
虎口の先に出丸が2段になって残っており、その上に「かさの丸」がある。
更に登ると「5の壇」があり4、3の壇を経て頂上の「2の壇」に着く。
「2の壇」の西に3m程低く「1の壇」がある。西尾根の鞍部に2重堀切が残っている。頂上手前を左に下ると井戸がある。
【歴史】 文治二年(1186年)山田駿河守重英により築かれ山田氏の居城となったと云われる。
その後、戦国時代に庄氏の一族・植木下総守が城主となり、以来その子・下総守秀長、孫・下総守秀資へと受け継がれた。