日在城 (ひありじょう)
所在地 佐賀県伊万里市大川町川西 2019.12.14
日在城 (ひありじょう)
所在地 佐賀県伊万里市大川町川西 2019.12.14
登城ルート(途中まで林道)
古城左の林道
岩場左の擁壁(左から登る)
ここを潜る
南の帯郭
主郭
北側の堀切
日在城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高170m】
【感想】 伊万里市大川町川西の標高197.7mの城山に築かれている。
主郭は20m四方ほどの広さがあり、南西と北西に帯郭が見られ、北尾根に幅広の堀切がある。
マーキングなどは無く、岩場の崖が多くあり、下りられなくなるので登った道はピンポイントでよく覚えておく必要がある。
【案内】 県道38号線より表記番地西の市道を少し南に行くと、「古城」と呼ばれる六角堂がありその南にコンクリート舗装の林道がある[マップコード104 791 554*58](地図)。
そこより中腹までコンクリート舗装の林道を歩き、終点に砂防擁壁があり右側に切り立った岩場がある。
左側から登り岩棚の上に出、その上の岩場を斜め左に登ると、土の急斜面の踏み跡を辿ってゆくと南側尾根に出る。
尾根の特徴的な2ヶ所の巨岩を目印に登ってゆくと主郭に着く。主郭の北も少し行ったが、自然地形であった。
【歴史】 久寿年間(1154〜56年)頃、大河野遊により築城され、大河野氏代々の居城となった。
戦国時代、鶴田氏が城主となり、龍造寺氏の東松浦侵攻の時には、これに対抗した。