鬼ヶ城 (おにがじょう)
所在地 佐賀県鳥栖市牛原町 2020.3.13
鬼ヶ城 (おにがじょう)
所在地 佐賀県鳥栖市牛原町 2020.3.13
登城ルート(緑線は車道)
勝尾大橋下の分岐(左へ)
開けた場所・鉄塔管理標柱・ここから沢を渡って登る
尾根の堀切
北の郭・主郭切岸
主郭
東の郭
鬼ヶ城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高160m】
【感想】 勝尾城の南西約800mの標高357.7mの山頂に築かれている。
主郭の北と東下段に広い郭があり、南西尾根に段郭がある。また西斜面に歯朶に埋もれているが畝状竪堀が残っていた。
【案内】 筑紫神社前の駐車場が利用できる[マップコード37 791 817*83](地図)。
九千部山への道を西に行き、勝尾大橋下の分岐を左へ進み、人一人通れる橋を渡り、砂防ダム右を歩いてゆく。
やや開けた所に鉄塔管理道の管理標柱があり、そこに手作りの道標が立ち木に括られている(地図)。
沢を越え、もう一つの沢の橋を渡った所から、黄色のマーキング塗装を目安に登ってゆく。
右側の斜面は凸凹しており、よく見ると畝状竪堀であった。
尾根の堀切から登ると、北の郭に出、主郭に着く。
平成十八年(2006年)1月26日、「勝尾城筑紫氏遺跡」として国の史跡に指定された。
【歴史】 戦国時代、筑紫氏により勝尾城の支城(葛籠城・高取城・鬼ヶ城・鏡城・若山砦)の一つとして、築かれた。