成羽陣屋 (なりわじんや) (山崎御殿)
所在地 岡山県高梁市成羽町下原1068−3 2020.5.8
成羽陣屋 (なりわじんや) (山崎御殿)
所在地 岡山県高梁市成羽町下原1068−3 2020.5.8
説明板
東側石垣
御作事門石垣
土塀・武者走り
南側の石塁
成羽陣屋跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 「高梁市成羽美術館」(表記番地)が「御作事場跡」で、西の「高梁市成羽地域局」が「書院跡」、「成羽小学校」が「御庫跡」に夫々建てられている。
東西約276m南北約90mの広大な広さで、3ヶ所の門跡周辺の石垣や山側の石垣がよく残っている。
【案内】 当日は工事中であったが、国道313号線に面した美術館駐車場が利用できる[マップコード236 109 323*21]。
【歴史】 元和三年(1617年)、成羽に移封された山崎家治が、成羽陣屋を置き、山上の鶴首城は廃城となった。
寛永十六年(1639年)常陸久下田城より移った水谷(みずのや)勝隆によって築城が開始されたが、寛永十九年(1642年)に備中松山城に転封となった。
万治元年(1658年)山崎豊治が丸亀城から5千石で成羽領主として移り、水谷勝隆の後を継ぎ陣屋を完成させた。
以来明治維新まで11代210年間山崎氏の本拠となった。