新山城 (にいやまじょう)
所在地 鳥取県鳥取市徳尾 2020.5.6
新山城 (にいやまじょう)
所在地 鳥取県鳥取市徳尾 2020.5.6
登城ルート
徳尾配水池南の鉄塔管理道
主郭
南側堀切
新山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高45m】
【感想】 布勢天神山城の南東2.6kmに位置する標高58mの山頂に築かれている。
国体道路(国道29号線)建設で東部分が消滅し、徳尾配水池建設で北部分が改変され遺構は少ないが、鉄塔南側に堀切が残っている。
【案内】 県道21号線と国道29号線との「国体道路」交差点より南250m付近に西に入る道路があり、その空き地に駐車できる[マップコード125 579 287*04](但し、国道は中央分離帯があるので南から走行)。
徳尾配水池へ行き、擁壁から斜めに鉄塔管理道が設けられている。
【歴史】 築城年代は、永正十年(1513年)布勢天神山城の築城と同時期とも、天文年間(1532~55年)とも云われる。
北西2.6kmには因幡守護・山名氏の守護所・布勢天神山城があり、守護の居城を守る重要な軍事拠点であったものと推測される。
天文十四年(1545年)には、因幡山名氏重臣の中村政重が城番に任じられている。