雪ヶ峰城 (ゆきがみねじょう) (談議所古城)
所在地 高知県香美市土佐山田町楠目 2020.12.9
雪ヶ峰城 (ゆきがみねじょう) (談議所古城)
所在地 高知県香美市土佐山田町楠目 2020.12.9
登城ルート
参道入口・説明板
参道
北側堀切
轟神社
南側平坦地の空き家
雪ヶ峰城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 物部川右岸の標高約84mの尾根に築かれており、現在轟神社が祀られている。
背後に堀切がよく残っている。南側の郭は空き家敷地、畑となっているが鬱蒼と草木が茂っている。
【案内】 国道195号線の物部川に架かる「香我美橋」西に「談義所」バス停があり、歩道の隅に駐車した[マップコード73 415 386*63](地図)。
轟神社鳥居横に説明板が建てられ、そこから北に参道が続いている。
主郭は狭く轟神社が祀られ、北尾根に堀切があり、南に民家(空き家)のある平坦地が見られる。
昭和39年(1964年)10月27日、土佐山田町(現香美市)の史跡に指定された。
【歴史】 戦国時代、烏ヶ森城と共に楠目城(山田城)の支城として重要な役割を担っていた。
最後の城主・山田監物長秀は、天文十八年(1549年)秋、長宗我部国親に攻められた楠目城に向い、主君山田元義に代わり全軍を指揮し敢闘したが、長宗我部方の勇将江村小備後と戦って討ち死した。