余野本城 (よのほんじょう)
最寄地 大阪府豊能郡豊能町余野273 2022.3.15
余野本城 (よのほんじょう)
最寄地 大阪府豊能郡豊能町余野273 2022.3.15
登城ルート
南東側堀切
主郭・櫓台
主郭・櫓台・土塁
北側横堀
南西側の畝状竪堀
西側土橋・堀切
余野本城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高50m】
【感想】 豊能町余野の標高406mの山頂に築かれている。主郭は南北に細長く広く、やや南側に櫓台がある。
南東の堀切から北側に向けて横堀が伸びており、西側に畝状竪堀が見られ、西尾根に幅広の堀、土橋が見られた。
【案内】 国道423号線「切畑口」交差点より余野川を渡った左の空き地に駐車した[マップコード52 314 229*72]。
そこより町道を300mほど西に行った表記番地前から山道がある(民家敷地と思ったが、道らしい。お会いしたら断ったほうがよい)。
笹が多いが、100mほど行くと、右の尾根の切通しが見える。尾根を西に行くと堀切があり、その西が城跡で南西側に櫓台があり、北側の広い平坦地がある。
【歴史】 平安末期に能勢氏一族の余野氏によって築かれたとされている。
その後、「応仁の乱」の際に陣没、廃城状態となったという。
その後明応二年(1493年)に余野山城守頼幸が余野城を築いて移った。