高見城 (たかみじょう)
最寄地 兵庫県丹波市柏原町大新屋571 2019.10.23
高見城 (たかみじょう)
最寄地 兵庫県丹波市柏原町大新屋571 2019.10.23
登城ルート
登山口
北東の展望台
堀切(振り返る)
北の郭
主郭・城跡碑・三角点
高見城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高330m】
【感想】 標高485mの高見城山に築かれている。主郭は南北20m程で割と狭く、凸凹しており北側に2段の郭がある。北東下段に亀井戸跡があり、南に崩れた石積の一部が残っている。
【案内】 県道291号線より入った「三寶寺」(表記番地)南の「丹波悠遊の森」駐車場が利用できる[マップコード165 155 139*52]。
三寶寺からも登れるが、「丹波悠遊の森」の受付の西150mのキャンプ場を過ぎて行くと、登山口がある(地図)。
遊歩道を登ってゆくと、尾根に出「左950m城跡/右600m展望台」の道標が建てられている。
尾根には200m毎に標識があり、延々と登ってゆくと400m標識先に堀切がある。
更に登ってゆくと、200m標識先に「亀井戸跡」がある。北側の祠のある郭に着き、南に段郭、主郭がある。
主郭には城址碑が建てられ、大きな窪みがある。南側に少し下ると石積みが見られ、南尾根を少し歩いたが堀切は見られなかった。
昭和四十一年(1966年)柏原町(現丹波市)の史跡に指定された。
【歴史】 嘉暦二年(1327年)丹波国守護・仁木頼章により、高見城山に築かれた。
室町時代後期には赤井家清が城主となったが、天正七年(1579年)織田信長の命を受けた明智光秀の兵火によって落城した。