漆川城 (しつかわじょう)
最寄地 徳島県三好市池田町漆川コマシゴエ589 2020.2.4
漆川城 (しつかわじょう)
最寄地 徳島県三好市池田町漆川コマシゴエ589 2020.2.4
登城ルート
斜め左へ
建物の前を右へ
尾根の堀切
坂虎口と横堀
主郭・神社の残材
南西の腰郭
漆川城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 池田町漆川の漆川谷川に向けて北から伸びた標高359mの尾根先端部に築かれている。
主郭の北側に坂虎口や横堀や竪堀があり、少し離れて堀切がよく残っている。
【案内】 漆川谷川の北側を通る市道から林道となり700m程行った三叉路脇に駐車する[マップコード357 579 069*20]。
そこから集落への道を歩き(駐車余地がないため)、表記番地前から西の尖った屋根と城跡の山が見える。大きく曲がって少し行った所から斜めに登る道がある(地図)。
芒を分けて登ってゆくと、廃屋がありそこから右の尾根を登る。
尾根に出ると堀切があり北側に墓地、倒壊しかかった民家の石垣がある。
戻って堀切より南東に行くと間もなく、坂虎口・横堀があり、左側は竪堀に繋がっている。
主郭には取り壊された神社の柱が並べられ、基礎部分が残っている。
南側に腰郭、南西方向に段郭がある。
【歴史】 戦国時代、白地城主・大西頼武の次男大西頼春が城主であった。
天正五年(1577年)、四国統一を狙う長宗我部元親の軍に攻められ、頼春は城を出て長宗我部軍と戦って討死したという。