河原城 (かわはらじょう) (丸山城)
所在地 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011 2018.8.12
河原城 (かわはらじょう) (丸山城)
所在地 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011 2018.8.12
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・石垣・模擬天守
模擬天守
古墳
河原城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高60m】
【感想】 鳥取市河原町の標高83.4mの山頂に築かれてた。山頂には天守風建造物(犬山城そっくり)と駐車場が作られ、公園風になっており、遺構はほとんど見ることが出来ない。駐車場脇には、小規模な古墳がある。
【案内】 県道32方線「谷一木」交差点より車道が河原城(表記番地)まで通じ、駐車場が用意されている[マップコード125 249 037*68]。
平成6年9月にオープンした模擬天守(3層4階建て鉄筋コンクリート造)の内部は、旧河原町の観光案内所と資料館となっており、羽柴秀吉が因幡平定後に発した感状などが展示されている。
【歴史】 築城時期は不明であるが、武田高信が守る大振袖山城の出砦として建造された。
南北朝時代以降、足利尊氏が出雲・隠岐・因幡・伯耆・丹波・丹後・美作・若狭の守護職に任じられ、戦国時代には子孫の山名豊国が守護となり因幡を支配し、丸山城を支配下に置いた。
天正八年(1580年)、織田信長の命を受けた羽柴秀吉が鳥取城の山名豊国を攻める際に陣がおかれた(第一次鳥取城攻め)。鳥取城の落城後は廃城となったと思われる。
平成三年(1991年)10月から翌年にかけて城跡の全面発掘調査が行われ、曲輪跡・堀切跡・掘立て柱跡などが発見され、古城跡であったことが確認された。
平成六年(1994年)「ふるさと創生事業」として山頂に展望台(模擬天守)が設置された。