成君寺山城 (じょうくんじやまじょう)
最寄地 山口県岩国市本郷町宇塚577 2022.11.10
成君寺山城 (じょうくんじやまじょう)
最寄地 山口県岩国市本郷町宇塚577 2022.11.10
登城ルート(緑線は車道)
林道からの登り口
北側1番目の堀切
北側2番目の堀切
2郭・主郭切岸
西側の竪堀
成君寺山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 本郷町宇塚にある標高673mの成君寺山に築かれている。
主郭には三角点があるが、薮状態であった。北西の2郭はやや開けているが、南西の3郭も薮化している。
切岸や北側の2条の堀切は確認でき、南西の堀切やハノ字に伸びた竪堀はよく残っている。
【案内】 県道百134号線の表記番地西に「成君寺山頂→」の道標があり、舗装林道を2.8km行った大きくカーブする所にも「成君寺山頂→」の道標があり、その前に楽に駐車できる[マップコード354 528 198*68](地図)。
そこから山道があり山頂まで通じている。
【歴史】 築城時期や築城者は不明。
天文二十四年(1555年)厳島の戦いで陶晴賢に勝利した毛利元就は大内氏の遺領平定に乗り出し、高森城に武将・坂新五左衛門を入れ山代地区の平定に当たった。
大内方の山代衆は近隣の兵を集めて成君寺山城で抵抗したが、毛利方の大軍に攻められ落城した。