八講師城 (はっこうしじょう)
最寄地 滋賀県米原市梓河内82 2016.10.25
八講師城 (はっこうしじょう)
最寄地 滋賀県米原市梓河内82 2016.10.25
登城ルート
入口標識
林道横の登り口
虎口
2郭・石積み
主郭
砦跡碑
八講師城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 米原市梓河内の標高481mの山頂に築かれ、東西に細長い3段の主郭と三方の尾根の段郭から構成されている。散乱した礎石や石積、石段などが残っている。
北には中山道柏原宿があり、交通の要衝を見下ろす位置にあり、京極氏の柏原館の詰の城とも云われる。
【案内】 国道21号線より名神高速道路を潜り、南に300mほど行くと、「←八講師城跡」の標識がある[マップコード290 870 297*06] 。
未舗装の荒れた林道稗谷線を3.8km登った比高250mの峠付近に登り口があり、路肩が広く楽に駐車できる(地図)[マップコード290 842 078*78]。
登り口より南西に登ってゆく。小郭があり、尾根を伝って300mほど行くと、標識があり、虎口を登ると広い郭がある。石積みが散乱している。下段に井戸跡と思われる窪みがある。
林道より比高約40mの頂上に3段の郭から成り、主郭には「砦跡八講師遺跡」の石碑と木碑が建てられている。狼煙の発生装置なのかな?トタンを円筒状にした筒が建てられている。南西側は岩や土塁で守られ、その先は急な斜面となっている。
【歴史】 京極氏の家臣多賀豊後守高忠が拠り、澤田民部大輔の居城と伝えられている。