西山城 (にしやまじょう)
最寄地 滋賀県高島市朽木野尻350 2016.10.27
西山城 (にしやまじょう)
最寄地 滋賀県高島市朽木野尻350 2016.10.27
登城ルート
登り口
愛宕神社・鳴り岩
南曲輪
南堀切4
主郭・烽火台
北堀切3
西山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高170m】
【感想】 始めの1㎞は急な登り道で、残りの500mは緩やかなアップダウンとなっている。ほぼ一直線に北に向い、迷う事は無い。
山頂に舛形虎口、烽火台、溜桝遺構、堀切など主郭を中心によく残っている。
【案内】 安曇川沿いに形成された朽木谷の北端、標高356m比高170mの西山に築かれた山城である。表記番地の北に登り口があり、「西山城へ1.5km」の標識が建てられている[マップコード263 665 625*31] (地図)。
登ると水道施設があり、説明板が建てられている。そこより延々と1kmほど登ると山と山の尾根に出、標識に従って更に500m行くと愛宕神社が見えてくる。
愛宕神社の背後に「鳴り岩」がある。神社の右手に登ると虎口があり南曲輪に出る。その南に堀切4がある。
南曲輪より舛形虎口を入ると、土塁を巡らした主郭がある。主郭の北端に土塁を回した烽火台が残っている。
北に一段下がって北曲輪がある。その東側に石積み溜桝遺構がある。その北斜面に3条の堀切ある。
【歴史】 室町時代中頃、朽木氏の拠点が岩神館から朽木城(後の朽木陣屋)に移った際に、詰城として築かれたと考えられている。