古湯城 (ふるゆじょう)
所在地 佐賀県佐賀市富士町大字古湯 2020.3.12
古湯城 (ふるゆじょう)
所在地 佐賀県佐賀市富士町大字古湯 2020.3.12
登城ルート(緑線は車道)
林道の駐車スペース・登り口
虎口
主郭
城跡碑
物見台
のろし場
古湯城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m(林道より)】
【感想】 佐賀市富士町大字古湯の標高417mの山頂に築かれている。
東西に細長い主郭の東端に物見台があり、南北の尾根に段郭が続き、南東にのろし場がある。
主郭北側に石垣が僅かに残り、城跡碑が建てられており、北西尾根に堀切(切通し)が残っている。
【案内】 国道323号線より県道278号線に入って間もなく案内板が建てられている[マップコード87 729 351*88]。
県道を西へ約750m行くと、林道入口に「古湯城跡・城山公園→」の標識があり、約950m舗装された林道を登った所に登り口があり想定図などが建てられている[マップコード87 729 783*30](地図)。そこに駐車できる。
そこから遊歩道が城山公園まで設けられている。
【歴史】 城主として、阿蘇九郎惟成の家臣で、阿蘇大宮司家の一族とされる原隼人、古湯信濃守などの名が伝わる。
永禄四年(1561年)、龍造寺隆信傘下の古湯城主・原隼人と熊の川城主・神代勝利が川上川を挟んで戦っている。