上津城 (こうづじょう) (茶臼山城)
所在地 兵庫県神戸市北区上津台5 2019.4.14
上津城 (こうづじょう) (茶臼山城)
所在地 兵庫県神戸市北区上津台5 2019.4.14
登城ルート
南丸入口
南丸堀切
南丸
本丸堀切
本丸
上津城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 神戸市北区上津台にある茶臼山城は、地元住民の要望によって、安全な公園化が行われ、名称を「茶臼山城跡」から、「茶臼山緑地」と改められた。
元々要害として築かれた城も、安全優先として改変されているようだった。堀切跡が通路として残っている。上津台5丁目の公園西側は建売住宅の建設ラッシュであった。
【案内】 上津台団地の北西隅に「高津甲公園」がある[マップコード155 128 102*00](地図)。住宅地で近くに路駐するしかない。
公園の北側に茶臼山緑地があり、階段が設けられ、南丸の公園に登れる。その北に本丸の台地がある。
【歴史】 茶臼山城は「一蓮坊祐之」という土豪が指揮を執っていたが、天正六年(1578年)三月に始まった豊臣秀吉の三木城攻め(三木合戦)の際に、秀吉の家臣による攻撃を受け、降参することを余儀なくされた。
一蓮坊祐之は、自分の自害を条件に家臣の命を救ったという。その後茶臼山城は秀吉の家臣仙石秀久に与えられた。