茅城 (かやんじょう) (馬見要害城・馬見城・武の城)
所在地 福岡県嘉麻市馬見/朝倉市江川 2021.4.14
茅城 (かやんじょう) (馬見要害城・馬見城・武の城)
所在地 福岡県嘉麻市馬見/朝倉市江川 2021.4.14
登城ルート
林道からの入口・入山届ボックス
宇土浦越にある標識
2郭
主郭・看板
東1番目の堀切
東3番目の堀切(振り返る)
茅城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 470m】
【感想】 嘉麻市馬見と朝倉市江川の境に位置し、標高977mの馬見山から西に続く標高約794mの尾根に築かれている。
2つの郭から構成され、中間に堀切、主郭の東尾根に深い堀切がよく残っている。
階段の設けられた遊歩道で、標識も多く設置され迷うことなく安心して登れる。
【案内】 北麓の県道440号線から林道に入り、100m西に行った所から登った[マップコード748 270 598*00](地図)。路肩は広く駐車出来、入口の入山届を書いて登った。
200m程南に行くと、右に標識がありそこから谷筋を進み、石ころの転がる沢を抜け、山腹の遊歩道を登って行く。
谷を経て右の支尾根を折り返し、尾根道を登ると主尾根の比高約360mの「宇土浦越」に着く。
遊歩道は整備され、各所に案内標識があり距離は長いが安心して登れる。
「宇土浦越」から西に行くと屏山城で、反対に東へ登って行くと2段になった2郭があり、堀切を挟んで東に茅城主郭がある。
主郭は3段になっており、茅城跡の看板が建てられ、東尾根に3条の深い堀切が残っている。
【歴史】 永禄十一年(1568年)秋月種実は古処山城を取り返すが、その際、秋月氏に味方した毛利元就の家臣、井上元継と佐藤元実らが茅城を築いたという。