甲山城 (こうやま/かぶとやまじょう) (弘田城)
最寄地 香川県善通寺市弘田町1765-1 2017.9.23
甲山城 (こうやま/かぶとやまじょう) (弘田城)
最寄地 香川県善通寺市弘田町1765-1 2017.9.23
登城ルート
甲山寺・遠景
西国三十三札所登り口
南西の郭
北西側の虎口・郭(2段)
主郭・土壇・神武・孝明天皇震儀
甲山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高60m】
【感想】 天霧城の東南東約2.7㎞の標高87.2mの甲山(かぶとやま)にあり、主郭の北西から南西に2、3段の帯郭を伴っている。
面積はかなり広いが、切岸だけで、空堀などの防御施設は見当たらなかった。
【案内】 第74番札所甲山寺(表記番地)の 駐車場が利用できる[マップコード77 527 431*28](地図)。
山側の鐘楼先から「かぶと山トリムコース」西国三十三札所の遊歩道がある。途中には33体の仏像が点々と祀られている。
主郭の中央に石垣の段があり、「神武天皇・孝明天皇震儀」と刻まれた石碑が建てられている。
明瞭ではないが、主郭の西に2段、南と東に1段の帯郭が残っている。
【歴史】 香川氏の家臣・朝比奈弥太郎により、天霧城の出城として築かれた。
永禄元年(1558年)九月、三好実休が天霧城の香川氏を攻めたとき、朝比奈弥太郎は甲山城南麓で迎え撃ち、三好勢多数を討ち取ったが、力尽き討死したという(善通寺合戦)。