犬尾城 (いぬおじょう)
最寄地 福岡県八女市山内1268 2014.9.6
犬尾城 (いぬおじょう)
最寄地 福岡県八女市山内1268 2014.9.6
登城ルート(緑線は車道)
堀切・道標(左端)
堀切・切岸
主郭・犬尾城址碑
主郭・土塁
祠
犬尾城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県立「ふれあいの家南筑後」(表記番地)より茶畑の横を北に550mほど登ると、駐車スペースと道標がある[マップコード37 238 167*11](地図)。その北に堀切で分けられた曲輪がある。
虎口の先に「犬尾城址」(平成三年四月造)の石碑(裏面由来文)、四阿が建てられている。
南北50m東西15mほどの広さがあり土塁が残り、その上に祠が祀られている。
表記番地の付近に「童男山古墳」がある。また東8㎞余には猫尾城跡がある。
【歴史】 治承四年(1180年)黒木城主黒木助能の嫡男川崎三郎定宗が築いた山城(標高180m)で上妻、下妻、竹野、筑前上座の四郡(旧八女郡田主丸、朝倉)に亘り1600町を所領とした。
以後17代約4百年間幾多の戦乱を経て、天正十五年(1587年)川崎鎮則の代に豊臣秀吉の九州征伐に抗して、滅亡した『碑文撰大津直幹』。